短編アニメーション作品
中国武漢市出身の女性映像制作者 Yibing Jiang 氏が脚本と監督を務めた『WiNDUP』には、父と病気を患っている娘、そして音楽の癒しの力とのつながりが描かれています。ホームオフィス用の一般的なデスクトップコンピューターと Unity を使用して制作されたこの受賞歴のある短編アニメーション映像作品は、命のはかなさ、愛情、絶対にあきらめないことの意味を描く心温まるストーリーの中で、リアルタイムアニメーションによる表現の可能性を追求しています。
チーム
脚本および監督
Yibing Jiang
プロデューサー
Aleksander Karshikoff
Silvia Rasheva
エグゼクティブプロデューサー
Junbo Zhang
アニメーションディレクター
Jason Keane
アニメーター
Yining Cheng
Maria Beliaeva
Lisa Allen Keane
Alexander Fleisig
アートディレクター
Yibing Jiang
撮影監督
Adam Habib
エンバイロメントアート
Shiyao Jiang
Jesus Orillan
植生生成
Chris Kang
キャラクターアート
Colin Thomas
Han Lin
リギング
Victor Vinyals
シェーディング
Yibing Jiang
Chris Kang
ライティングリード
Laurent Harduin
キャラクターライティング
Vina Kao Mahoney
FX アーティスト
Chris Kang
音楽作曲家
Joaquin Garcia
音楽制作
ABHL
オーディオ制作
Pole Position Production
サウンドデザイナー
Eric Thorsell
Kiki の声
Bim Ohlsson Jinde
父親の声
Uno Helmersson
Mattias Lech
音声ディレクション
Carolina Jinde
再録音ミキサー
Eric Thorsell
グローバル技術
Evgenii Golubev
Sebastien Lagarde
アディショナルアート
アディショナルキャラクターアート
Roja Huchez
アディショナルリギング
Yining Cheng
アディショナルエンバイロメントアート
Jacob Norris
アディショナル FX
Sennett Deng
アディショナルサウンド編集
Max Lachmann
ストーリーコンサルタント
Karl Iglesias
編集コンサルタント
Mickey Adolph
James Lillard
スペシャルサンクス
Clive Downie、Joachim Ante、Bruce Straley、John Parsaie、Andrew Perez、Melissa Chou、Jason Robertson、Kiki Poh、Beibei Xiao、Jais Bredsted、Miaoyan Yang、Yanghao Gu、Göksel Göktas、Joe Pettinati、 Inigo Quilez、Mathieu Muller、Dave Shreiner、Krasimir Nechevski、John Sweeney、Sylvio Drouin、Morten Mikkelsen、Zack Moratto
© 2020 Unity Technologies
Textures.com
https://www.vizpark.com/shop/real-trees/
『WiNDUP』の舞台裏
Unity をアニメーション・映画的表現の制作に活用する
Unity はアニメーションコンテンツ制作に関わる人たちにリアルタイムなワークフローをもたらします。従来のパイプラインを高速化し、アーティスト、プロデューサー、そして監督がそれぞれ柔軟なプラットフォームで作業を行えるようにすることで、より自由に創造性を発揮し、より素早くフィードバックを得て、アート面での洗練を深める機会を広げます。Unity を使えば、リアルタイムな制作を現実に行うことができるのです。
リアルタイムかつ忠実度の高いグラフィックスを実現
『WiNDUP』では、布地や髪の毛などに HD レンダーパイプライン(HDRP)とシェーダーグラフを使用して、プロジェクトの最終的な外観を仕上げています。チームは他にも、環境やキャラクターのライティングにライトレイヤーを、葉っぱのアニメーション化に「Vertex Position(頂点座標)」の入力を、霜や浮遊する塵に Visual Effect Graph を使用しました。
世界をまたいだコラボレーション
『WiNDUP』は元々は多様な個性を持つ男女で構成されたチームによって制作されたサイドプロジェクトでした。ほとんどの作業は自宅から行われ、8 か国にわたって配信されました。チームは Subversion(SVN)バージョン管理システムを使用してファイルを管理し、Zoom、Slack、SyncSketch を通じて常に連携していました。