Cuphead

制作者: StudioMDHR
The studio
ゲームにすべてを賭けた兄弟

Moldenhauer 兄弟を紹介します。2015 年に 2 人はそれぞれマーケティング業界と建設業界の仕事を辞め、自宅を抵当に入れ、初めてのビデオゲーム開発にすべてを捧げました。それ以来、StudioMDHR(Studio Moldenhauer)とその初めてのゲーム『Cuphead』は話題を呼び続けています。

Chad Moldenhauer & Jared Moldenhauer — Founders

Chad Moldenhauer & Jared Moldenhauer — Founders

After being showcased at Microsoft’s E3 2015, the scope and ambition for Cuphead grew, and the brothers expanded their team to 17 strong. And now several years later, the brothers confirm getting Cuphead out the door took a lot of blood, sweat and passion. Luckily they were pushing the game into the hands of eagerly awaiting players on Xbox One, Windows 10, and Steam.

The project
『Cuphead』のトレーラーを見る
『Betty Boop』と『Gunstar Heroes』の出会いが生んだもの

『Cuphead』には Moldenhauer 兄弟が生涯をかけて情熱を注ぎ続ける 2 つのものが組み合わされていて、『Contra』『Metal Slug』『Gunstar Heroes』のような古典的ランアンドガンゲームと、1930 年代のアニメーションを象徴する Fleischer Studios の『Betty Boop』やその他のカートゥーンのような奇抜で風変わりな世界観が融合したゲームになっています。

プレイヤーは大きな靴を履いた Cuphead か Mugman(1 人プレイ時またはローカル協力プレイ時)になって、うっかり悪魔と賭けをしてしまった代償を払うために不思議な世界で戦いを繰り広げます。Mashable 氏の言葉を借りると「愉快なことがてんこ盛りの素晴らしく魅力あふれるビデオゲーム」です。

The reveal
50,000 フレームの素晴らしい手描きのアニメーション

『Cuphead』は、これまで Unity で制作されたゲームの中で最もビジュアル的に印象深いゲームの 1 つです。このゲームのアニメーションアートワークはすべて、紙の上に鉛筆とインクで描かれ、その後 Photoshop で色付けされたものです。

「最新のデジタル的な手段でアートを作成するよりも、1930 年代に使われていたツールとテクニック、つまりフレームごとに手書きで線と絵を描いてアニメーション化し、背景を水彩で手書きする方法を使った方が、1930 年代のスタイルをより忠実に再現できると考えたのです」と Chad Moldenhauer 氏は述べています。

Old-school animation + 24 FPS brings Cuphead alive.

Old-school animation + 24 FPS brings Cuphead alive.

StudioMDHR は、1930 年代に倣ってアニメーションを 1 秒あたり 24 フレームに設定しつつ、ゲームの方はプレイ時の高い応答性を確保するために 1 秒あたり 60 フレームと高速で実行されるようにしました。

Unity は StudioMDHR が作成した膨大な量の精巧なアートの処理を可能にするだけでなく、スプライトレンダラー、Sprite Packer、2D 物理演算、パーティクルエフェクトといった標準機能を通じて『Cuphead』の輝かしい成果を支えています。

StudioMDHR は『Cuphead』を制作するにあたって Unity の強力な 2D ゲーム向けツールを選びました。

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