2023 年 1 月セキュリティアップデートのアドバイザリー

概要

Unity エディターは、FBX または SketchUp と関連するファイルタイプをインポートする際、メモリ破損の脆弱性の影響を受けます。これはリモートコード実行につながる可能性があります。

アップデートされたバージョンの Unity エディターには、Autodesk FBX SDK および SketchUp SDK のセキュリティパッチの最新バージョンが備わっています。

脆弱性の詳細

CVE ID:複数、詳細についてはアドバイザリーを参照: ADSK-SA-2022-0022[1] ADSK-SA-2021-0001[2]

タイプ:リモートコード実行

発見日:2022/10/03

発見者:Trend Micro の Zero Day Initiative の Michael DePlante 氏(@izobashi

パッチの提供開始日:2023/1/30

影響を受けるオペレーティングシステム:サポートされているすべてのプラットフォーム

影響を受けるバージョン:すべて

重大度:高い

パッチのバージョン:

  • 2023.1.0a26
  • 2022.2.3f1
  • 2021.3.17f1
  • 2020.3.44f1

修正手順

ご使用の Unity エディターのバージョンが「脆弱性の詳細」セクションの「パッチのバージョン」にリストされているものまたはそれ以上のバージョンのいずれかではない場合は、使用可能な最新バージョンにアップデートしてください。現在のバージョンとアップデートの有無の確認は、Unity エディターの「最新情報をチェックする」機能で行えます。使用方法については、ご使用の Unity エディターのバージョンのマニュアル「アップデートのチェック」をご覧ください。

よくあるご質問

このアップデートは、どのような種類の脆弱性に対処したものですか?

メモリ破損の問題が特定されました。これはリモートコード実行(RCE)やサービス拒否(DoS)につながる可能性があります。

どのプラットフォームが影響を受けますか?

Unity エディターのすべてのプラットフォームが影響を受けます。

エディターのどのバージョンがパッチ適用の対象ですか?

長期サポート(LTS)リリースとプレリリース(アルファ版、ベータ版)のバージョンを対象としてパッチをリリースしました。今後のすべてのバージョンにも、このアップデートは含まれます。

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