
大規模なプロジェクトのビルド
制作チームが専用のネットワークハードウェア上でプロジェクトを必要な頻度でビルドできるようにすることで、個人のワークステーションの容量をより価値の高い活動のために解放し、プロジェクトの質を高めます。

簡単なデプロイおよび管理
誰でも必要なときにビルドを行うことができるフローティングライセンスのプールにより、IT 管理者やライセンス管理者を支援します。IT チームの負担を減らしてより重要な問題に集中できるようにすると同時に、ライセンスとインフラストラクチャの管理を大幅に合理化します。
よくあるご質問
Unity Build Server は、計算負荷の高いプロジェクトビルドをネットワークハードウェアにオフロードすることでイテレーションを高速化し、プロジェクト完成までの時間を短縮する、Unity プロジェクトをビルドするためのコスト効果の高いライセンシングソリューションです。
Unity Build Server ライセンスはスタジオのネットワークにローカルにインストールされた License Server を通じて管理されます。License Server は Unity ID ポータルで直接管理できます。Unity Build Server は、コマンドラインインターフェースを通じて Unity をバッチモードで実行します。ビルドの生成のみに使用でき、プロジェクトのコンテンツのオーサリングには使用できません。
いいえ、Unity Build Server ライセンスは Unity プロジェクトをビルドするために必須ではありません。Unity のユーザーなら誰でも自分のプロジェクトを作成できます。Unity Build Server は、制作スタジオがプロジェクトのビルドの計算要件をネットワークハードウェアにオフロードするためのコスト効果の高い方法です。開発者用ワークステーションの容量を解放し、生産性のレベルを高めます。
Unity Build Server は Unity Pro と Unity Enterprise のご契約者のみご購入いただけます。Unity Personal では利用できません。
Unity Build Server には、Unity バージョン 2019.4.3 LTS 以降が必要です。
ユーザーがプロジェクトをコンパイルする場合、通常は、ローカル/オンプレミスでビルドを行うか、マネージドサービスを介してクラウドでビルドを行うという 2 つの選択肢があります。
Unity では、クラウドでビルドのコンパイルを行うためのマネージドソリューションとして Cloud Build を提供しています。Build Server は、オンプレミスのビルド容量をスケールするためのライセンシングソリューションです。クラウドでビルドしたい場合は、Cloud Build が推奨されるソリューションです。オンプレミスのビルド容量をスケールしたい場合は、Build Server が推奨されるソリューションです。
はい、お客様は通常の Unity Pro ライセンスを使用してプロジェクトのビルドを生成できます。しかし Unity エディターをその作業のために集中して使用する必要があり、引き続き開発作業に使用することはできなくなります。
大規模なプロジェクトではビルドに何時間もかかり、イテレーションの速度が低下し、開発者の作業が滞る可能性があります。そのような理由から、スタジオは特定のコンピューターを専用の「ビルドマシン」にすることを選択しています。Unity Build Server のようなソリューションが魅力的であるのもそのためです。